| 平成13年7月24日付 厚生労働省通達 ●「遊泳用プールの衛生基準について(健発 第774号)」により、遊泳用プール(学校プールは除く)の水質基準、施設基準、維持管理基準が改訂されました。 (猶予期間 平成14年5月31日まで) 1.遊泳用プールの水質基準の変更 |
| 項目 | 改訂前 | 改訂後 |
| 水素イオン濃度(pH) | 5.8以上8.6以下 | 5.8以上8.6以下 |
| 濁度 | 3度以下 | 2度以下 |
| 過マンガン酸カリウム消費量 | 12mg/L以下 | 12mg/L以下 |
| 遊離残留塩素濃度 | 0.4mg/L以上1.0mg/L以下 | 0.4mg/L以上1.0mg/L以下 |
| 大腸菌群 | 100mL中の最確数が5を超えないこと | 不検出 |
| 一般細菌 | 基準無し | 200CFU/mL以下 |
| 総トリハロメタン | 基準無し | おおむね0.2mg/L以下が望ましい |
| 補足:遊泳用プールとは、水をためて多数の人に水泳をさせたりする施設のうち,その容量がおおむね100立方メートルを越えるものをいいます。 ただし、学校教育法第一条に規定する学校(国公立,私立の小中高等学校等)に設置されたプールは学校保健法に基づき衛生管理が実施されているため,この遊泳用プールには含まれません。 |
| プールの種別 | |
| 1.営業用プール | 民営用プール及び公営用プールをいいます |
| 2.事業用プール | 事業所における福利厚生のプールをいいます |
| 3.学校用プール | 学校教育法第82条の2の専修学校及び,第83条の各種学校に附属するプールをいいます |
| 4.その他のプール | 上記以外のプールです(例:社会福祉施設のプール) |
| 2.施設基準に関する変更 |
| 項目 | 改訂前 | 改訂後 |
| 排水設備 | 排水口及び順海水の取入れ口には、堅固な網や格子状のものを取り付ける等、遊泳者等の吸い込みを防止する措置を講じること。 | 排水口及び順海水の取入れ口には、堅固な格子鉄蓋や金網を設けてねじ、ボルト等で固定させる(蓋の重量のみによる固定は付加)とともに、遊泳者等の吸い込みを防止するための金具等を設置すること。 また、蓋等を固定する場合には、触診、打診等により、蓋等の欠損・変形、ボルト等の措置を講ずること。 |
| 浄化設備 | (循環ろ過装置の処理水質については規定なし) | 循環ろ過装置の処理水質は、その出口における濁度が、0.5度以下であること(0.1度以下が望ましいこと。)。また、循環ろ過装置の出口に検査のための採水栓又は測定装置を設けること。 (この改訂に関する猶予期間は、平成15年5月31日まで) |
| 3.維持管理基準に関する変更(水質検査の頻度) |
| 項目 | 改訂前 | 改訂後 |
| 遊離残留塩素濃度 | 毎日2回以上 | 毎日3回以上 (少なくとも毎日午前中1回以上及び午後2回以上) |
| 水素イオン濃度 | 毎月1回以上 | 毎月1回以上 |
| 濁度 | ||
| 過マンガン酸カリウム消費量 | ||
| 大腸菌群 | ||
| 一般細菌 | 規定なし | 毎月1回以上 |
| 総トリハロメタン | 規定なし | 毎年1回以上 |
| レジオネラ属菌 | 規定無し | 対象施設:気泡浴槽、採暖槽等 (ジャグジー、ホットバス等のエアロゾルを 発生させやすい設備又は、水温が高めの設備) 測定頻度:年1回以上 基準:不検出 |
| 項目 | 水質基準 | 検査頻度 | 検査方法 |
| 水素イオン濃度(pH) | 5.8以上8.6以下 | 毎月1回以上 | ・ガラス電極法 ・比色法 (若しくは上水試験方法 またはこれらと同等以上の精度を有する検査方法) |
| 濁度 | 2度以下 | 毎月1回以上 | ・比濁法 ・透過光測定法 ・積分球式光電光度法 (若しくは上水試験方法 またはこれらと同等以上の精度を有する検査方法) |
| 過マンガン酸カリウム消費量 | 12mg/L以下 | 毎月1回以上 | ・滴定法 (若しくは上水試験方法 またはこれらと同等以上の精度を有する検査方法) |
| 遊離残留塩素濃度 | 0.4mg/L以上 1.0mg/L以下 | 毎日3回以上 | ・DPD法 (またはこれと同等以上の精度を有する検査方法) |
| 大腸菌群 | 不検出 | 毎月1回以上 | ・乳糖ブイヨン-ブリリアントグリーン乳糖胆汁ブイヨン培地法 ・特定酵素基質培地法 |
| 一般細菌 | 200CFU/mL以下 | 毎月1回以上 | ・標準寒天培地法 (若しくは上水試験方法 またはこれらと同等以上の精度を有する検査方法) |
| 総トリハロメタン | おおむね 0.2mg/L以下 が望ましい | 毎年1回以上 | ・PT-GC-MS法 ・HS-GC-MS法 ・PT-GC法 (若しくは上水試験方法 またはこれらと同等以上の精度を有する検査方法) |
| レジオネラ属菌 (気泡浴槽、採暖槽等対象) | 不検出 | 毎年1回以上 | ・冷却遠心濃縮法 ・ろ過濃縮法 |
| ※水質検査の試料採水地点:矩形のプールでは、プール内の対角線上におけるほぼ等間隔の位置3箇所以上の水面下20cm及び循環ろ過装置の取入口付近を原則とする。 |
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